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Persistent Identification of Instruments

Persistent Identification of Instruments WG (PIDINST) では、学術研究において運用されている計測装置を、世界レベルで一意に識別するためのコミュニティ主導による解決策を検討しています。

環境学でのセンサー、生命科学でのDNSシーケンサーや、医学分野での実験器具など、計測機器は、ほぼすべての応用科学領域に広く存在します。利用されている機器(本体)に、機器の種別や、運転時の幅広いコンテキスト、例えば、生成されるデータ、その他の機器やプラットフォームとの関係、利用した人員、機器の作成者等々・・・が関連付けられるようになることは、特にこれらのコンテキスト情報を自動処理する場合や、データを解釈するためには極めて重要です。

PIDINSTは Research Data Alliance (RDA) のワーキンググループです。科学分野で活発に活発に利用されている計測機器をユニークかつ永続的に識別するため、分野横断的な運用ソリューションを確立することを目的としています。

このグループからは以下の成果物を発表しました。

  • Stocker, M, Darroch, L, Krahl, R, Habermann, T, Devaraju, A, Schwardmann, U, D’Onofrio, C and Häggström, I. 2020. Persistent Identification of Instruments. Data Science Journal, 19: 18, pp. 1–12. DOI: https://doi.org/10.5334/dsj-2020-018
    This paper provides an overview of the work of PIDINST.

  • Krahl, R., Darroch, L., Huber, R., Devaraju, A., Klump, J., Habermann, T., Stocker, M., & The Research Data Alliance Persistent Identification of Instruments Working Group members (2022). Metadata Schema for the Persistent Identification of Instruments (1.0). Research Data Alliance. https://doi.org/10.15497/RDA00070
    This RDA recommendation defines the Metadata Schema.

  • PIDINSTホワイトペーパー
    このホワイトペーパーは、Data Science Journalの論文で提供された概要にとどまらず、装置PIDの使用に関する推奨事項を示し、技術的な詳細を説明するものです。 新しいユーザーの要求やワーキンググループの活動によって進化していくことが期待されています。

  • ePIC クックブック
    ePICインフラを利用した装置PIDの作成方法を詳しく解説しています。

  • DataCite クックブック
    装置に対するDataCite DOIの作成方法を詳しく解説しています。

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